上履きのゴムの部分って名前を書きづらいですよね。
私は、間違えた部分を誤魔化して、いびつな名前になったことがあります。
どうすれば、上履きに残ってしまった名前を消すことができるのか、これから説明する消し方を試してください。
この消し方を読んだら、すぐ取り掛かりましょう。
なぜなら、時間が経つほど上履きのゴムの部分に書いた名前が落ちにくくなるのです。
でも、時間が経ってしまっていることもありますよね。
油性ペンは、書き間違いを簡単に消すのに特化していないので、ゴムの部分との相性があまりよくありません。
限りなく薄くすることはできますが、その場合、消し方とは別の方法をお伝えします。
この記事を読めば、名前書きに失敗してしまった上履きも、お下がりとして使いたい上履きも、有効活用できますよ♪
上履きゴムの部分の名前の消し方を解説!

上履きのゴムの部分に書いた名前を消す方法をご紹介します。
- エタノール
- アセトン(除光液)
- インク消し
- 消しゴム
- メラミンスポンジ
- 柑橘類
私が試した消し方をお伝えします。それ以外にも、効果が期待されている方法をまとめましたので、よければ試してください。
エタノールや除光液を布にしみ込ませて拭く
エタノールやアセトンの除光液で、ゴムの部分に書いた名前を薄くすることができます。
- 布や綿などにエタノール・除光液をしみ込ませる
- 上履きに書いてある名前をふき取る
消し方の中で、特に効果的なのはエタノールです。
3種類のエタノールをドラッグストアで購入することができます。
- 無水エタノール 99.5vol%
- 消毒エタノール 76.9~81.4vol%
- 手指用エタノール 上記以下
濃度が高い方とより効果があります。自宅に置いてあるもので効果的なのは消毒用エタノールだと言えるでしょう。
手早く使える、除菌タイプのアルコールシートも代用可能ですが、濃度が書いていないことが多いので、使用する際は濃度を確認してから使いましょう。
私は間違えてもいいように、上履きに名前を書く時は、除菌シート(アルコールタイプ)を近くに置いていました。
また、アセトンもゴムの部分の名前を消すのに効果的であると言われています。
一般的に除光液に用いられてますが、最近だとアセトンフリーの除光液もあるので、使用する際は成分を確認してから使ってください 。
持っていない場合でも、100均などにも売っているので、エタノールと比べると安く購入することができます。
<エタノールやアセトンを使用するときの注意点>
- 新品ではないゴム製品に、エタノールやアセトンを使うと、劣化や変色しやすくなるので強くこすりすぎないこと
- しっかり換気をすること
インク消しを使用する
家に置いてある可能性は低いですが、油性ペンを消すのに特化したインク消しという商品もあります。
- 名前のところをインク消しを使いなぞっていく
- 布を使い名前の上を軽く押さえる
- 一度で落としきれないため、1と2を繰り返す
- 薄くなったら洗剤で洗い流す
〈インク消しを使うときの注意点〉
- 名前の文字が大きいと、インク消し1本では足りないかも
この3つは化学製品の為、あまり使用したくないというあなたは次にご紹介する方法を試してください。
メラミンスポンジや消しゴムでこする
メラミンスポンジや消しゴムでこすることで、ゴムの部分に書いた名前を薄くすることができます。
- 上履きの名前の部分をこする
- メラミンスポンジや消しゴムのゴミがでるので下に紙を敷くと良い
研磨材の役割をしているメラミンスポンジや、消しゴムを使って上履きの名前を消す方法です。
メラミンスポンジと聞いてもわからないですよね。
家に置いてあるもので、メラミンスポンジというのは「激落ちくん」です。
消しゴムは、家に置いてあると思います。ただ表面を薄くしてくれるのみで、ゴムの中にしみ込んだ油性ペンの部分は消しゴムで消すことは難しいでしょう。
<メラミンスポンジや消しゴムを使用するときの注意点>
- 色付きのゴムの場合、こすった部分の色が落ちて薄くなることがある
- 研磨剤の役割をしているので、削っていることを理解する
柑橘系の果物の皮でこする
柑橘類にはリモネンという成分が入っていて、油性部分を取り払ってくれます。
- ・柑橘類の皮を上履きの名前の部分にこするだけ
最後は食品で落とす方法になりますがこちらも消しゴムと同様で完全にゴムの部分を落とすことは難しいです。
ある程度、落とすことはできますが、完全に文字を消すことはできません。
目立たなくする程度です、なので私は次にお伝えする方法を試しました。
上履きのゴムの部分でなく布に書いた名前の消し方は?

ゴムの部分ではなく、布に名前を書いてしまった!
というあなたに方法をお伝えします。
ゴムの部分の消し方とは少し違いますので、注意してくださいね!
- エタノール
- アセトン(除光液)
- ウタマロ石鹼
- インク消し
- 修正ペン
- 白のマジックペン
1番効果的な消し方は、エタノールやアセトン(除光液)を使い、ウタマロ石鹸で洗い流す方法です。
ゴムの部分に残った名前を消す方法も、エタノールやアセトン(除光液)が効果的であるとお伝えしましたが、布生地に対しても効果があります。
ですが、時間が経ち過ぎてしまうと、完全に落とすことは難しいです。
薄くなることを目標に試してください。
そして、薄くなった上履きの名前を、最後に奥の手を使い消していきます。
エタノールかアセトン(除光液)を使いウタマロ石鹸で洗い流す
ゴムの部分でお伝えしたやり方とは少し違うので手順をお伝えします。
- 上履きの名前を書いた部分に、当て布をする
- もう一つ布を用意し、エタノールまたはアセトン(除光液)をしみ込ませる
- エタノールまたはアセトン(除光液)をしみ込ませた布で消したい名前部分を軽く押さえる
時間が経過していない油性ペンで書いた名前の部分については、この方法で消すことができます。
〈エタノールやアセトン(除光液)を使うときの注意点〉
- 強くこすらないこと
- 油性のインクが当て布へ移動しやすくするために、当て布は時々位置をかえる
- しっかり換気をすること
インク消しを使う
こちらもゴムの部分の名前の消し方で出てきたやり方です。
インク消しは布に対して効果的なので、こちらもオススメです。
- 上履きの名前を書いた部分に、当て布をする
- 名前のところをインク消しを使いなぞる
- にじんできたら、広がった油性の部分に再度インク消しをなぞる
- 2と3を繰り返し、薄くなったら洗剤で洗い流す
〈インク消しを使うときの注意点〉
- 名前の文字が大きいと、インク消し1本では足りないかも。
- 文字周辺にインク消しをしみ込ませるので、当て布は時々位置をかえる。
修正ペンか白のマジックペンで塗りつぶす
目標の書いた名前を薄くすることができたら、修正ペンやマジックペンを使い名前を消していきましょう。
- 薄くなった名前に、重なるように修正ペンか白のマジックペンで塗りつぶす
〈修正ペンまたは白のマジックペンを使うときの注意点〉
- 上履きはしっかり乾いた状態で行う
- 修正ペンは時間が経つと、剝がれやすくなる
- 近くで見ると、修正ペンや白のマジックペンを使ったのがわかる
以上が、上履きの布に書いた名前を消す方法でした。
上履きのゴムの部分に名前を書く方法3選!

上履きに残った名前をある程度、消すことはできたでしょうか?
次は、新しく名前をつける作業に取りかかると思います。
3つオススメしたい書き方があるので、これなら簡単そうと思う方法があったら、是非試してほしいです。
- 名前のスタンプを押す
- ゴムの部分にも貼れる伸縮性のある、布タイプのシールを貼る
- 上履きのかかと部分に名前タグをつける
名前のスタンプを押す
上履きに限らず、名前のスタンプは幼稚園や保育園へ通うときに重宝します。
文字を自由に組み合わせるタイプもありますが、キャラクターやマークを入れるタイプがオススメです。
可愛いですし、子供が自分のものを探す目印になるので、私は横文字と小さい正方形タイプのスタンプを購入しました。
ですが、スタンプタイプも油性なので、押すときは緊張します。
伸縮性のある布タイプのシールを貼る
シールを貼る方法は、どうしても油性ペンで名前が消せない時に使いました。
アイロンで貼り付けるのは手間でしたが、隠したい部分を覆うことができたので、よかったです。伸縮性があるので靴下やズボンなどにも使いました。
上履きのかかと部分に名前タグをつける
当時これを知っていたなら、この方法を使いたかったです。
かかと部分に名前タグをつけるのですが、目印になってわかりやすいです。
大きさも色々あるので、油性ペンの残りがある場合、誤魔化しにはなりますが、名前タグの方が目立つので、間違えることはありません。
値段が高いと一部口コミを見ましたが、100均にも売っていて、簡単に付けられるのでオススメです。
上履きのゴムの部分の名前が消えないときの対処法!

ここまでは消す方法をお伝えしてきました。
ですが「全然油性ペンのあとが残って消えないよ」というあなた。
最後に、名前が消えない場合の対処法をご紹介します。
これから紹介するやり方は、ゴムの部分に名前が残っていても汚れていてもいいんです。
「子供が上履きを汚しちゃった」という方にもおすすめです。
それはデコパージュにアレンジすることです。
デコパージュといえば、キャラクターや素材を使って、上履きの布部分に貼り付けるやり方です。
色々な素材があって、おしゃれな上履きになるので子供にも人気ですよね。
どのようにゴムの部分についた油性ペンのあとを消すのか
アクリル絵の具を使います
ゴムの部分全体にアクリル絵の具を塗り、乾燥させたら、デコパージュ専用液でコーティングするというやり方です。
部分的にデコパージュするだけでも、おしゃれな上履きができます。
好きな色にもでき、ゴムの部分に残った油性ペンがどんなに濃くても、この方法を使えば簡単に消すことができます。
デコパージュ専用液は100均にも売っているので手に入れやすいですよね。
本格的にキャラクターなどを装飾したいという方は、YouTubeを見ると分かりやすかったです。
ここではゴムの部分に対してデコパージュする方法をお伝えしますね。
- 上履き
- デコパージュ液
- 筆
- アクリル絵の具
- ドライヤー
この5つがあればデコパージュができますよ。
- 好みのアクリル絵具を用意する
- 筆を使ってゴムの部分に塗る
- 乾燥するまで待つ
- 絵具で塗った上に、デコパージュ液を重ね塗りをする
- 乾燥したら、デコパージュ液を再度塗る
以下のようなポイントがあるので確認してみましょう。
<デコパージュをするときのポイント>
・ゴムの部分は擦れたりしやすいので、デコパージュを2回塗る
・アクリル絵具を出す容器は、お弁当用のアルミカップを使えば使い捨て可能
・ドライヤーを使うと乾燥が早まる
・乾燥させるときは、左右の上履きを近くに置かない
とても簡単ですよね。名前が消えない、というお悩みも解決です!
注意が必要なのが、洗濯をするときです。
シューズ用のたわしを使うと、はがれやすくなるので使わない方がいいでしょう。
子供の好きなキャラクターにしてみてはどうでしょうか。
上履きが生まれ変わって、おしゃれに仕上がることでしょう。
まとめ

- エタノールやアセトン(除光液)を使ってこすると、上履きのゴムの部分の名前が薄くなる
- 消しゴムやメラミンスポンジを使って、ゴムの部分をこする消し方もある
- インク消しや柑橘系の果物を使った消し方もある
- 名前のスタンプ、布シール、名前タグなどを使用すると、上履きに可愛く名前を付けることができる
- 名前が消えないときには、デコパージュのアレンジがおすすめ
今回ご紹介した消し方は、どれも手軽にできるものです。
上履きのゴムの部分についた油性ペンのあと、対処が早い方が消すことができます。
ですが、残ってしまってもアレンジする方法があります。やり方も簡単なので是非、試してみてください。
油性ペンを使って上履きに名前を書きたい!という方には
にじまない方法も紹介してますので、よければこちらの記事を読んでください。
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